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他の部位の智歯を利用した自家移植1

(移植歯をブリッジのリテーナーとして使用の臨床例1)

 初診時の下顎の状態・右側大臼歯2本と小臼歯1本分の欠損で対合する上顎の臼歯は噛み合わせがない状態で前歯のみで食している。 左側の智歯を右側大臼歯部位に移植して大臼歯2歯分の噛み合わせの回復を図る。  下顎左側智歯を抜歯した後右側第一、第二大臼歯中間部位に移植し、一連の保存治療をおこなう。 保存治療後、修復治療がなされた右側臼歯部位。

移植後2〜3ヶ月後の治癒状態

修復治療前の状態

修復治療完了

*この症例は歯牙移植導入初期の症例ですが10年後も健在で問題はありません。

 抜歯欠損部位の顎骨の幅と高さが十分の場合で移植歯根も単独で細長い形態ならば、上記のような処置も高い予知性をもって行えるでしょう。 また抜歯部位に即時移植する方法は、歯根形態の違いや抜歯部位周辺の骨の喪失が一部顕著な場合もあり、両者を比較しますと条件の整った顎骨に移植床を形成するこの方法の方が成功率も高いようです。

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